〔ザ・マーケット〕原油 50ドル台復帰は遠い=柴田明夫
エコノミスト 第95巻 第20号 通巻4501号 2017.5.23
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第20号 通巻4501号(2017.5.23) |
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ページ数 | 1ページ (全378字) |
形式 | PDFファイル形式 (318kb) |
雑誌掲載位置 | 98頁目 |
原油は供給過剰感がぬぐい切れない。ニューヨークWTI原油価格は5月に入り急反落し、一時、1バレル=43ドル台と昨年11月半ばの安値を付けた。リビアの国営石油会社が4月27日、武装勢力によるパイプライン封鎖で一部操業を停止していた油田の生産を再開したとの報が売り材料となった。 その後、売り過剰感から買い戻されているが浮揚力に欠ける。石油輸出国機構(OPEC)と非OPECは、6月以降の減産継続が必要…
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