〔アートな時間〕映画 手紙は憶えている 90歳の老人が復讐を誓う 結末よりも経過が面白い=芝山幹郎
エコノミスト 第94巻 第46号 通巻4475号 2016.11.15
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第46号 通巻4475号(2016.11.15) |
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ページ数 | 2ページ (全1168字) |
形式 | PDFファイル形式 (1165kb) |
雑誌掲載位置 | 108〜109頁目 |
クリストファー・ノーラン監督の「メメント」(2000年)は、妻を殺された記憶障害の男が、復讐(ふくしゅう)を開始する話だった。パオロ・ソレンティーノ監督の「きっと ここが帰る場所」(11年)は、中年男が亡父に代わって元ナチを探し、復讐を果たそうとする筋立てだった。「手紙は憶(おぼ)えている」は、この2本に想を得たのだろうか。主人公は、90歳の老人ゼヴ(クリストファー・プラマー)だ。彼はニューヨー…
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