〔ザ・マーケット〕為替 米金利連動でドル上昇=佐々木融
エコノミスト 第94巻 第46号 通巻4475号 2016.11.15
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第46号 通巻4475号(2016.11.15) |
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ページ数 | 1ページ (全390字) |
形式 | PDFファイル形式 (323kb) |
雑誌掲載位置 | 98頁目 |
ドルは10月、米10年金利上昇による日米金利差拡大に沿う形で上昇基調をたどった。金利差とドル・円の過去1カ月間の相関関係は非常に強く、仮に、現在1・8%前後で推移している米10年国債金利が2%まで上昇すると、1ドル=107円台に乗せる。米長期金利上昇は、必ずしも米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ期待の高まりに押されたものだけでなく、欧州の長期金利上昇が引っ張っている側面も強い。このためか…
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