〔書評〕読書日記 “分かりにくい”啓蒙書が示す 生命科学の「未来ある混沌」=米本昌平
         エコノミスト 第94巻 第24号 通巻4453号 2016.6.7
        
        | 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第24号 通巻4453号(2016.6.7) | 
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1778字) | 
| 形式 | PDFファイル形式 (197kb) | 
| 雑誌掲載位置 | 61頁目 | 
手先が器用だったから、実験発生学者になれるといいなあ、と憧れていたときがあった。今から40年以上前、理学部の学生だった頃である。 小さな受精卵が、機械とは全く異質の確かさで、一定の時間をかけて、例えばカエルの親になっていくさまは、本当に不思議である。当時、発生学の実験はすべて手作業であった。他方で、分子生物学は勃興期にあり、学生にとっても、まぶしく輝く存在であったが、その実態は、研究の対象が大腸…
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