〔特集〕検証なき日銀 量的緩和の弊害 長期国債依存は財政規律を緩める=竹田陽介
エコノミスト 第94巻 第17号 通巻4446号 2016.4.19
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第17号 通巻4446号(2016.4.19) |
---|---|
ページ数 | 2ページ (全1488字) |
形式 | PDFファイル形式 (512kb) |
雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
日本銀行が資産を買い取る信用緩和政策は、国民の所得や資産の分配に関わるため、「政治」の問題を伴う。2013年度以降の長期国債の購入を主軸とした黒田緩和は、実質的には財政拡張を前提とした「財政ファイナンス」と見られなくもない。社会保障制度の縮小など、財政への信頼が喪失しつつあるいま、長期国債を買い続ければ財政規律を緩めるばかりである。現預金と代替しにくい資産を日銀が買い取れば、長期金利を下げられ、…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「2ページ(全1488字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。