〔特集〕検証なき日銀 物価2%の波及経路 金利低下・円安経路は不十分 物価を2%に高める力強さはない=細野薫
エコノミスト 第94巻 第17号 通巻4446号 2016.4.19
| 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第17号 通巻4446号(2016.4.19) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2691字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (642kb) |
| 雑誌掲載位置 | 22〜23頁目 |
日銀が量的・質的金融緩和(QQE)を導入してから3年がたった。この間、物価や消費、生産、設備投資など実体経済への波及効果は必ずしも満足いくものではない。2013年4月のQQE導入時に日銀は、「長めの金利や(株や住宅・不動産など)資産価格などを通じた波及ルートに加え、市場や経済主体の期待を抜本的に転換させる効果が期待できる」とうたっていた。 だが、実体経済を向上させる効果は、原油安の効果を考慮した…
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