〔書評〕『高度成長を引きずり出した男 サラリーマン社長・西山彌太郎の夢と決断』 評者・橘川武郎
エコノミスト 第94巻 第12号 通巻4441号 2016.3.22
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第12号 通巻4441号(2016.3.22) |
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ページ数 | 2ページ (全1239字) |
形式 | PDFファイル形式 (319kb) |
雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇伊丹敬之著(東京理科大学大学院イノベーション研究科教授) PHP研究所 1800円 ◇停滞する日本を鼓舞するサラリーマン社長の教え「失われた10年」と呼ばれた1990年代が終わって、すでに15年以上の歳月が経過した。しかし、日本企業と日本経済が再生する見通しは、いまだに明確でない。 本書が取り上げる西山彌太郎が銑鋼一貫の川崎製鉄千葉製鉄所の建設という「奇跡」を実現した昭和20年代には、客観的な…
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