〔グローバルマネー〕消費増税先送り論に潜む巨大リスク
エコノミスト 第91巻 第32号 通巻4297号 2013.7.23
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第32号 通巻4297号(2013.7.23) |
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ページ数 | 1ページ (全1139字) |
形式 | PDFファイル形式 (255kb) |
雑誌掲載位置 | 19頁目 |
来年4月に控える消費増税の判断時期が今秋に迫るなか、先送り論が野党のみならず自民党内からも上がっている。「景気が十分に回復していないなかで消費増税を実行すれば、景気が腰折れしかねない」というのが理由だ。確かに1997年、消費税率を3%から5%へ引き上げた時、実際に増税による景気押し下げ効果が見られた。目先の国内景気だけを考えた場合、その意見は的外れとは言えないだろう。しかし、海外投資家は日本の財…
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