〔WORLD・WATCH〕WASHINGTON D.C. 想定外の歳出強制削減も政府閉鎖の緊迫感はなし=今村卓
エコノミスト 第91巻 第12号 通巻4277号 2013.3.19
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第12号 通巻4277号(2013.3.19) |
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ページ数 | 1ページ (全1451字) |
形式 | PDFファイル形式 (387kb) |
雑誌掲載位置 | 72頁目 |
オバマ大統領は3月1日、連邦政府の歳出を今後10年間で1兆2000億ドル強制削減する大統領令に署名した。年初の「財政の崖」を巡る与野党間の合意により、強制削減の発動は2月末まで延期されたが、結局この2カ月間で回避に向けた協議はまとまらなかった。 ところがである。強制削減発動後のワシントンは奇妙なほどに緊迫感がない。連邦政府の閉鎖も政府債務のデフォルト(債務不履行)もなければ、発動直前に政府高官が…
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