〔書評〕歴史書の棚 重厚な現代語訳で読む新井白石の『読史余論』=今谷明
エコノミスト 第91巻 第1号 通巻4266号 2013.1.8
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第1号 通巻4266号(2013.1.8) |
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ページ数 | 1ページ (全929字) |
形式 | PDFファイル形式 (933kb) |
雑誌掲載位置 | 70頁目 |
江戸時代(近世)は儒学が盛んであったが、儒者はあくまで学者であって、政治家あるいは行政官となることは不可能だった。その中で、ただ一人の例外が新井白石である。白石は、主君徳川綱豊(家光の孫、のち家宣と改名)に仕えて、「君臣水魚」と人もうらやむ絶大な信任を得、綱豊が甲府藩主から世子として江戸城西の丸に移ると、寄合(よりあい)儒者として側用人である間部(まなべ)詮房(あきふさ)とともに執政の地位に就い…
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