〔特集〕今読む本 PART1 経済書編 バブルと投機の本質 世界を揺さぶってきたマネーの魔力と暴力性=倉都康行
エコノミスト 第90巻 第38号 通巻4246号 2012.9.11
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第38号 通巻4246号(2012.9.11) |
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ページ数 | 2ページ (全3074字) |
形式 | PDFファイル形式 (1020kb) |
雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
世界史を勉強しても、あまりバブルや投機の話は出てこない。だが、中世から近代そして現代にかけて、バブルと投機が織りなす経済活動は政治や社会制度を大きく揺さぶる裏方であり、原動力であったことを見逃してはなるまい。 今日、世界中の政治家が金融・経済危機に上手く対応できていないのは、ひとえに「金融史」を軽視してきたことが主因ではないだろうか。その意味でバイブルとも言えるのが、国際金融の権威チャールズ・キ…
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