世界で働くための宗教入門−−第７回−−東南アジアのイスラーム
週刊東洋経済 第6381号 2012.3.17
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6381号（2012.3.17） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2468字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （684kb） |
| 雑誌掲載位置 | 132〜133頁目 |
世界で働くための宗教入門第７回東南アジアのイスラーム 国学院大学神道文化学部教授 日本宗教学会会長 井上順孝 イスラームと聞くと、今でも「右手にコーラン、左手に剣」という連想をする人がいるようだ。初期イスラームが中東に広まるときには、しばしば改宗に武力が伴った。だが、前回述べたように、東南アジアへのイスラームの広まりは、主として商人を介したものであった。しかも信頼の置ける商人が信仰する宗教であった…
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