チャンピオンカレー　南恵太の眼光紙背〜「なぜそうするのか」を考え続ける
日経トップリーダー　第471号　2023.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第471号（2023.12.1）
ページ数	2ページ　（全1989字）
形式	PDFファイル形式　（1494kb）
雑誌掲載位置	60〜61ページ目

最終回がんこうしはい【眼光紙背】読書での理解、洞察がきわめて鋭い様を指す。眼光が紙の裏側にまで達するように、文章の真意を読み取るという意味今回は、柄谷行人（からたにこうじん）氏の『意味という病』を紹介します。柄谷氏は戦後の日本を代表する批評家の一人で、主な仕事には『トランスクリティーク　カントとマルクス』などがあります。本書は冒頭の「マクベス論　─意味に憑かれた人間」をはじめとして、柄谷氏がマルク…