特集〜最強の　「ローコスト経営」　余分なものを持たないから強い
日経ベンチャー　第182号　1999.11.1

　景気の先行きは、依然として予断を許さない状況だ。ほとんどの商品やサービスで、需要が落ち込み、価格の下落も続いている。このため、多くの企業が業績悪化に苦しんでいる。　しかし、好業績をあげている会社もないわけではない。中には、最高益を記録する会社もある。こうした元気な会社に共通するのが、ローコスト経営を徹底していることだ。　余分なものを排除し、損益分岐点を低くすれば、競争力のある商品やサービスの提供…