１０分間で学べる業務革新講座　改革手法ウオッチング　豊田合成、トステム、信越化学工業、東京ガス〜事故の予兆に先手を打つ全社一丸の活動が増加
日経情報ストラテジー　第210号　2009.10.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第210号（2009.10.1）
ページ数	4ページ　（全3901字）
形式	PDFファイル形式　（664kb）
雑誌掲載位置	128〜131ページ目

　事故に至らなかった危険な状態（ヒヤリハット）に対策を打つことで、重大な事故の発生を防ぐマネジメント手法。「重大事故の裏には数百件以上のヒヤリハットが存在する」というハインリッヒの法則に基づく。　企業が起こした重大事故や不祥事を検証すると、事前に「ヒヤリ」「ハッと」させられる兆候が表れていた事例がいくつもある。例えば２００８年１月に発覚した日本生活協同組合連合会の冷凍ギョーザ事件では、前年に「商品…