特集　第１部＜インテル支配の終焉＞〜過信が誤算に，　期待の家庭市場で完敗
日経エレクトロニクス　第736号　1999.2.8

この記事の情報
掲載誌	日経エレクトロニクス　第736号（1999.2.8）
ページ数	6ページ　（全7818字）
形式	PDFファイル形式　（361kb）
雑誌掲載位置	102〜107ページ目

米Ｉｎｔｅｌ　Ｃｏｒｐ．の独占状態に終止符が打たれた。１０００米ドル以下の低価格パソコン市場に限ると，互換チップ・メーカに７０％を超えるシェアを許している。家庭中心の低価格化路線に進むことを躊躇ちゅうちょしたことが敗因となった。最近，ビジネス市場から独立するかたちで，家庭市場が急成長を始めている。その市場を，みすみす互換チップ・メーカに明け渡している格好だ。さらに拡大が望める家庭市場を抑えなければ…