薬局副作用学〜高齢者や脱水時は特に注意定期的な検査で早期発見を
日経ドラッグインフォメーション　第148号　2010.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経ドラッグインフォメーション　第148号（2010.2.1）
ページ数	3ページ　（全4757字）
形式	PDFファイル形式　（1185kb）
雑誌掲載位置	13〜15ページ目

今回は、薬の排泄に重要な役割を担う「腎臓」に現れる副作用を、「薬理作用」「薬物毒性」「薬物過敏症」の作用機序別に分類してみよう。腎臓の障害は、むくみや尿量に現れることが多いので、患者にあらかじめ伝えておくのがポイントだ。　薬は、血液によって腎臓に運ばれ濃縮される。そのため腎臓は、薬物療法が行われている限り、高濃度の薬にさらされることになる。腎障害が起こりやすい薬を服用する患者は、リスクを認識して蛋…