特集　台風１９号　首都水没への警告〜土砂災害の死角　「緩い傾斜」の斜面が崩壊
日経アーキテクチュア　第1155号　2019.11.14

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第1155号（2019.11.14）
ページ数	2ページ　（全1996字）
形式	PDFファイル形式　（1610kb）
雑誌掲載位置	24〜25ページ目

群馬県富岡市内で発生した斜面崩壊。住宅をなぎ倒し、３人が犠牲になった。土砂災害警戒区域の指定を受けない「緩い傾斜」で発生したため、市は予見が難しかったと説明する。今後は、被災リスクが低いとされる傾斜の緩い斜面でも、土砂災害が増える恐れがある。　群馬県富岡市内匠（たくみ）で斜面崩壊が発生したのは１０月１２日午後４時半ごろ。集落の東側の斜面が２カ所で崩れた〔写真１〕。土砂は斜面の途中で合流。巻き込まれ…