特集　デジタル操るアナログ力〜「形態ゲームではない」人では解けない課題コンピューターで解く
日経アーキテクチュア　第869号　2008.3.10

３次元的に複雑な形態や機能を設計することは、ＣＡＤやＣＧの活用により、かなり容易になった。しかし、こうした手法と一線を画すのがアルゴリズミック・デザインだ。膨大な情報処理が得意なコンピューターの能力を生かして、人には解けない課題を解かせる。　曲面を多用した複雑な形の建築が多く現れるようになった。ここ数年の動きだ。ＣＡＤや３次元ＣＧの活用によって、こうした建築の設計や施工が以前より容易になったといえ…