ｃｌｏｓｅ　ｕｐ　海外　リーウム／サムスン美術館〜韓国サムスングループの文化施設を建築家が競作
日経アーキテクチュア　第817号　2006.3.13

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第817号（2006.3.13）
ページ数	7ページ　（全5455字）
形式	PDFファイル形式　（781kb）
雑誌掲載位置	38〜44ページ目

　三方を山に囲まれ、漢江河口に広がるソウルの街。なかでも、都心部にある南山（標高２６５ｍ）の山麓は風水的に非常に良いとされている一帯で、ソウル随一の高級住宅地として、そのたたずまいを保ってきた。韓国を代表する財閥、サムスングループがここに２００４年秋にオープンさせた美術館「リーウム」は、伝統の継承に努める企業姿勢と同時に、現代建築を文化として育成しようとする熱意を色濃く表したプロジェクトだ。レム・…