法務　境界線に高さ５．５ｍのフェンスを設置　採光被害などを認めて撤去を命じる〜境界線に高さ５．５ｍのフェンスを設置　採光被害などを認めて撤去を命じる
日経アーキテクチュア　第727号　2002.9.16

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第727号（2002.9.16）
ページ数	2ページ　（全2970字）
形式	PDFファイル形式　（81kb）
雑誌掲載位置	126〜127ページ目

弁護士　大森　文彦ｓ住宅を新築して居住していたところ，隣地の居住者が，境界線に沿って長さ約１６ｍ，最も高い部分で高さ約５．５ｍという巨大なフェンスを設置した。新築住宅の居住者は，採光や通風などを阻害されたと主張して，フェンスの撤去や慰謝料を請求した。ｓ裁判所は，フェンスの設置は社会通念上，認められる範囲・限度を逸脱しており，被害は受忍限度を超えていると判断し，高さ２ｍを超える部分の撤去などを命じた…