ウソホント！？　環境の科学　大気汚染〜光化学スモッグは減っているか？
日経エコロジー　第96号　2007.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第96号（2007.6.1）
ページ数	3ページ　（全3985字）
形式	PDFファイル形式　（1005kb）
雑誌掲載位置	67〜69ページ目

　高度経済成長時代によく発生した光化学スモッグ。「もはや過去の話」と思っている人は多いだろう。ところが意外なことに、２０００年以降その発生が急増しているのである。　２００２年７月４日には千葉県で２８年ぶりに光化学スモッグ警報が発令された。国内で警報が出るのは実に１８年ぶり。当日は千葉県を含む首都圏で４００人余りが目やのどの痛みを訴えた。２００５年９月２日には埼玉県でも２１年ぶりに警報が出た。　首都…