特集１　「産廃リスク」と闘う〜現地視察と財務諸表を駆使して　見えない産廃の流れをつかめ
日経エコロジー　第48号　2003.6.1

リスク対策は大手企業だけの問題ではない。すべての企業に対策が求められる。自治体や先進企業の知恵を学び、リスク対策の充実を目指す必要がある。現地視察と財務諸表を駆使すれば、見えなかった産廃事業の実態が浮かび上がる。　「大手企業はシビアになってきたが、まだまだ対応が甘い企業が多い」と、大阪府産業廃棄物指導課の奥野暢夫・主査は話す。　不法投棄の摘発などを通じ、悪質な業者のケースをいくつも見てきた自治体関…