ニュース＆レポート〜遺伝子スパイ事件から８カ月　被告２人に突き付けられた現実
日経バイオビジネス　第9号　2002.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第9号（2002.2.1）
ページ数	2ページ　（全2957字）
形式	PDFファイル形式　（28kb）
雑誌掲載位置	64〜65ページ目

米国司法当局が日本人研究者２人を経済スパイ法容疑で起訴したのは、２００１年の５月９日。これまでの調査で、岡本卓被告が理化学研究所に研究材料を持ち込んだことは明らかとなったが、事件の真相は未だ謎のままだ。起訴当時と環境は大きく変わる中で、被告２人が置かれた現状を追った。　「このままでは、勝てる裁判も勝てなくなる」−−芹沢宏明被告の弁護活動を支援している保坂政仁氏は、唇を噛む。芹沢被告の弁護側が要求し…