[特集論文ー1]自動車の環境・エネルギー 技術に関する将来展望 電動化の動向を見据えて (大聖泰弘 早稲田大学研究院次世代自動車研究機構特任研究教授)
一橋ビジネスレビュー 2018AUT 2018.9.14
掲載誌 | 一橋ビジネスレビュー 2018AUT(2018.9.14) |
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ページ数 | 18ページ (全18793字) |
形式 | PDFファイル形式 (2307kb) |
雑誌掲載位置 | 6〜23頁目 |
1はじめに人の移動や物資輸送の役割を担う自動車は、石油を大量に消費し、都市の大気汚染や地球温室効果ガスであるCO2の主要な排出源とされている。このため先進国では、今後10年以内にすべての車種にわたる最終的な排出ガス規制により、大気汚染は解消されるものと予想される。1)その一方、モータリゼーションの進展が著しい新興国では石油の消費が急拡大しており、大都市における深刻な交通渋滞と大気汚染を招き、対策が…
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