〔特集〕免疫治療最前線 ノーベル賞受賞 教科書を塗り替える大発見 制御性Ｔ細胞で加速する医療＝塚崎朝子
エコノミスト 第１０３巻 第３３号 通巻４８８７号 2025.12.2
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０３巻 第３３号 通巻４８８７号（2025.12.2） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2316字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （934kb） |
| 雑誌掲載位置 | ２６〜２７頁目 |
坂口志文博士の制御性Ｔ細胞の発見は、免疫学の教科書を塗り替える科学的成果であると同時に、新たな医療の地平を切り開き、人類への貢献をもたらす。 制御性Ｔ細胞（Regulatory T cells、以下Ｔレグ）は免疫系のブレーキとして作用し、自己反応や過剰な炎症を抑制する役割を担う。マーカーとなるＦＯＸＰ３遺伝子を中心とした分子機構の解明により、Ｔレグが細胞集団として同定され、機能の理解が飛躍的に進…
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