〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/231 「遠地津波」の起き方 カムチャツカ半島沖から3経路
エコノミスト 第103巻 第28号 通巻4882号 2025.10.7
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第28号 通巻4882号(2025.10.7) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1415字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1908kb) |
| 雑誌掲載位置 | 73頁目 |
日本から1000キロメートル離れたロシアのカムチャツカ半島付近で9月19日、マグニチュード(M)7・8の地震が起きた。付近では7月30日にもM8・8の地震が起きたが、この時は津波が日本に長時間繰り返し押し寄せた。「遠地津波」と呼ばれる現象であり、発生から半日以上たってより高い津波が観測された場所もあった(本連載の第227回を参照)。 カムチャツカ半島沖から津波が日本列島に届くには三つの経路がある…
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