〔書評〕『フッ素の社会史』 評者・池内了
エコノミスト 第103巻 第26号 通巻4880号 2025.9.16
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第26号 通巻4880号(2025.9.16) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1219字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (476kb) |
| 雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇著者 天笠啓祐(ジャーナリスト) 地平社 2200円 ◇超強力な汎用性と危険性 この元素と人類は手を切れるか? フランスのアンドレ・マリ・アンペールが蛍石(フロライト)に含まれる未知の元素にフロライン(フッ素)と名付けたのだが、その後ギリシャ語で「破壊的な」を意味するパソラインという新名称にしようとしたらしい。蛍石に硫酸を注ぐと猛毒のガス(フッ化水素)が発生し、実験者が倒れてしまうためであった…
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