〔歯科技工士だから知っている本当の歯の話〕／４３ 入れ歯の歴史と著名人の体験談＝林裕之
エコノミスト 第１０３巻 第２５号 通巻４８７９号 2025.9.9
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０３巻 第２５号 通巻４８７９号（2025.9.9） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1467字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （385kb） |
| 雑誌掲載位置 | ３９頁目 |
＜歯科技工士だから知っている「本当の歯」の話＞ 約５００年前の戦国時代には存在したという木製入れ歯。江戸時代の文化人の体験談が興味深い。 日本の入れ歯の歴史は古く、現存するのは約５００年前に作られた木製の総入れ歯です。１５３８年（戦国時代）に76歳で死去した和歌山市の願成寺を開山した中岡テイ、通称“仏姫”と呼ばれる女性が使っていました。 木製入れ歯（木床義歯とも呼ぶ）の材質は柘植(つげ)、梅、杏…
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