
〔書評〕歴史書の棚 源頼朝も足利尊氏も 「兄弟」統治の日本史=今谷明
エコノミスト 第103巻 第22号 通巻4876号 2025.8.5
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第22号 通巻4876号(2025.8.5) |
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ページ数 | 1ページ (全1009字) |
形式 | PDFファイル形式 (321kb) |
雑誌掲載位置 | 54頁目 |
日本史には、兄弟の争いが天下の大事件になった例が多くある。源頼朝と弟の範頼、義経の争いなどその典型で、滅ぼされた2人の弟(頼朝とは異母兄弟)に同情が集まったことから判官贔屓(ほうがんびいき)(「判官」とは義経の役職「九郎判官」に由来)なる言葉が生まれた。 古代では、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)(天智天皇)と大海人皇子(おおあまのおうじ)(天武天皇)のように同母兄弟でも争いが起こり、結局国内…
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