〔特集〕コメ農政 専門家に聞く3 折笠俊輔 流通経済研究所主席研究員 コメ流通犯人論の的外れ 消費と生産減が生む価格高騰
エコノミスト 第103巻 第21号 通巻4875号 2025.7.29
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第21号 通巻4875号(2025.7.29) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1814字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (298kb) |
| 雑誌掲載位置 | 88頁目 |
コメの流通構造が価格高騰の“悪玉”とされるが、それは真実ではない。(聞き手=和田肇・編集部)── 小泉進次郎農林水産相は、度々、備蓄米が早く消費者に届かないのは、コメの流通の仕組みに問題あると発言している。農産物や水産物にはいろいろな流通の仕組みがあると思うが、コメの流通構造はどうなっているのか。■コメの流通構造には主に三つの特徴がある。一つ目は、コメは基本的に1年に1回しか収穫できないので、そ…
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