〔特集〕自壊するドル 第1次所得収支の赤字2 対外利払い費が大幅に増加 米企業の海外収益を食い尽くす=武者陵司
エコノミスト 第103巻 第20号 通巻4874号 2025.7.15
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第20号 通巻4874号(2025.7.15) |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ (全5150字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1328kb) |
| 雑誌掲載位置 | 30〜33頁目 |
強いドルを背景に対外債務を積み上げ、大幅な輸入で高水準の消費を続けるという米国1強の特権が続かなくなっている現状への焦りがにじむ。 米国経常収支の赤字拡大が続いている。コロナ・パンデミック直前2019年の4417億ドル(約6・3兆円)から24年には1・13兆ドルと2・5倍増となり、増加ペースに弾みがついている(図1)。好調な消費を反映し貿易赤字の拡大に歯止めがかからない。加えてデジタルサービスと…
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