〔特集〕令和のコメ騒動 識者が斬る2 コメ流通ルートが複雑化 生産者の大規模化推進を=大泉一貫
エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号 2025.6.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号(2025.6.24) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1181字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (526kb) |
| 雑誌掲載位置 | 78頁目 |
生産者を大規模化し、米価を大きく下げる政策が必要だ。 今回のコメ不足には政府の過度な生産調整が関与している。毎年10万トンずつ生産を減らしていたのを2021年に20万トン減らし、22年も実質30万トン、合計50万トン減らした。新型コロナの影響でコメ不足は顕在化しなかったが、23年に急に顕在化した。猛暑による生産減やコメ需要拡大のためだ。24年産米も不足状態にあったが、政府は不足を認めなかった。備…
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