〔書評〕歴史書の棚 武器であり弱点でもある 中国政府の「民族工作」=加藤徹
エコノミスト 第103巻 第9号 通巻4863号 2025.4.1
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第9号 通巻4863号(2025.4.1) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全921字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (272kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
「歴史戦」は中国政府のお家芸だ。習近平政権のスローガンは「中華民族の偉大なる復興」。中国の公的な価値観では、自然発生的なエスニック集団ではなく、中国共産党が政治的思惑から認定した集団だけが「民族」である。歴史も、共産党が正しいと見なすストーリーが唯一の「正しい歴史」だ。 近年「沖縄の琉球民族は歴史的に見て日本民族ではなく、中華民族だ」という言説が、意図的に発信されている。もはや日本も中国の民族工作…
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