〔特集〕航空産業サバイバル　アライアンスの変化　参加するメリットが低下　個別に２社間の提携進む＝戸崎肇
エコノミスト　第１０３巻　第７号　通巻４８６１号　2025.3.11

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０３巻　第７号　通巻４８６１号（2025.3.11）
ページ数	3ページ　（全2531字）
形式	PDFファイル形式　（987kb）
雑誌掲載位置	２２〜２４頁目

　規模の経済を追求するために形成されてきた航空会社のアライアンスだが、新興航空会社の増加や市場の変化に対応するため、その枠組みが崩れつつある。　国際化の進展、市場の多様化を受けて、航空会社が単独で国際市場で覇権を求めることが困難となった。そしてそれぞれの市場に強い航空会社間で提携し、グループとしての経済性を追求することで競争優位を形成しようということになった。そうした戦略をとることを、インターネッ…