〔書評〕歴史書の棚 生命ある自然と共生せよ 歴史家ミシュレの入門書=本村凌二
エコノミスト 第102巻 第37号 通巻4854号 2024.12.24
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第37号 通巻4854号(2024.12.24) |
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ページ数 | 1ページ (全932字) |
形式 | PDFファイル形式 (311kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
ジュール・ミシュレは18世紀末、パリの場末にある古びた教会跡で生まれた。中世の影が色濃く残り、1789年のフランス大革命の爪痕が生々しい、そのはざまで育った。 そのせいだろうか、ヨーロッパが中世的なものを脱していった時代は「ルネサンス」とよばれるが、最初にそう名付けたのはミシュレだったという。この学者の生と思想を描く大野一道『〈決定版〉ミシュレ入門』(藤原書店、2860円)は、日本人には分かりづ…
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