〔特集〕マグロ資源の危機 経済合理性の追求では持続的資源活用は難しい=和田肇
エコノミスト 第102巻 第35号 通巻4852号 2024.12.3
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第35号 通巻4852号(2024.12.3) |
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ページ数 | 3ページ (全2177字) |
形式 | PDFファイル形式 (2448kb) |
雑誌掲載位置 | 76〜78頁目 |
ヘルシーでおいしい「海の幸」が危うい。安さを追求する消費者や流通業者、小売り、飲食店が漁師を乱獲に駆り立て、安値で買いたたかれる漁業関係者を疲弊させる悪循環を断ち切る時だ。1皿=100円のマグロずしは持続可能ではない。 カツオ・マグロ類(クロマグロ、ミナミマグロ、メバチ、キハダ、ビンナガ、カツオ)は、過剰漁獲による資源減少が懸念されている。その対策として、全世界の海洋に五つの「地域漁業管理機関(…
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