〔書評〕『サステナビリティの経済哲学』 評者・諸富徹
エコノミスト 第102巻 第34号 通巻4851号 2024.11.26
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第34号 通巻4851号(2024.11.26) |
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ページ数 | 2ページ (全1225字) |
形式 | PDFファイル形式 (487kb) |
雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇著者 松島斉(東京大学大学院教授) 岩波新書 1056円 ◇論理と倫理を有機的に結合 持続可能な人間社会を構想「メカニズムデザイン」などの分野で国際的に顕著な業績を上げた著者による初のサステナビリティ(持続可能性)に関する包括的な書物である。宇沢弘文ゼミ出身の著者が、師の社会的共通資本論に真摯(しんし)に向き合ったオマージュの要素もある。 著者はサステナビリティこそ、現代の最重要課題だと訴える…
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