〔脱炭素〕需要伸びるバイオ航空燃料　大量生産と割高コストに課題＝岩間剛一
エコノミスト　第１０２巻　第３１号　通巻４８４８号　2024.10.22

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０２巻　第３１号　通巻４８４８号（2024.10.22）
ページ数	2ページ　（全2539字）
形式	PDFファイル形式　（801kb）
雑誌掲載位置	９０〜９１頁目

　２０５０年の航空機のカーボンニュートラル達成が掲げられ、航空会社は今年から温室効果ガス排出削減が求められる。乗客に負担を求める動きも広がっている。　国内外の石油会社などが、天ぷら油などの廃食用油や藻、トウモロコシといった原料から作られるバイオ燃料のＳＡＦ（持続可能な航空燃料）の生産・調達に力を入れている。航空機に関して２０５０年にカーボンニュートラル（温室効果ガス＝ＧＨＧ＝排出実質ゼロ）が掲げら…