〔東奔政走〕総選挙か見送りか、迫られる首相　地方の声厳しく、自滅も＝及川正也
エコノミスト　第１０２巻　第１８号　通巻４８３５号　2024.6.18

　通常国会の会期末（６月23日）まで１カ月を切った。会期末の衆院解散を想定すると、投開票日は７月21日か７月28日のどちらかになる可能性が高い。ただし、７月28日は直前の同26日に開会するパリ五輪の期間と重なる。これを避けて同21日の実施を念頭に置くと、衆院解散は６月11日から同23日までの期間だ。同13〜15日はイタリアで主要７カ国首脳会議（サミット）、会期末の23日は沖縄全戦没者追悼式があり、…