〔エコノミストリポート〕競争激化するタイEV市場 日本企業の牙城を崩す中国勢 高い価格競争力で市場を席巻=熊谷章太郎
エコノミスト 第102巻 第10号 通巻4827号 2024.4.2
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第10号 通巻4827号(2024.4.2) |
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ページ数 | 3ページ (全3640字) |
形式 | PDFファイル形式 (1081kb) |
雑誌掲載位置 | 76〜78頁目 |
中国製EVがタイの乗用車市場を席巻している。EV市場の競争が激化するなか、日本車メーカーがかつてのような高いシェアを取り戻すのは容易ではない。 タイでは、インバウンド(外国人観光客)需要の回復を受けてサービス業の活動が底堅く推移する一方、主要輸出先の景気減速を背景に製造業の低迷が続くなど、景気は業種間でまだら模様となっている。こうしたなか、2023年の国内自動車販売台数は前年から約1割減少したが…
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