〔特集〕２０２４世界経済総予測 新ブレトンウッズ 世界秩序の再構築に向けて ２１世紀版バンコール構想を＝桜内文城
エコノミスト 第１０２巻 第１号 通巻４８１８号 2024.1.2
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０２巻 第１号 通巻４８１８号（2024.1.2） |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ （全5712字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （1635kb） |
| 雑誌掲載位置 | ９６〜９９頁目 |
米国にだけ有利に働き日本はますます貧しくなる戦後の通貨経済体制は、世界的課題への対応面でも機能不全に陥っている。 米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）がインフレ抑制のために利上げを開始したのが２０２２年３月。それ以降、日米金利差が拡大の一途をたどり、21年の平均為替レートは１ドル＝１１０円から円安が加速し、現時点（23年11月）では１５０円前後の大幅な円安が続いている。 円安の要因は、日米金利差だけで…
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