〔特集〕２０２４世界経済総予測　コモディティー　原油は１バレル＝７０〜９０ドルで推移　穀物は在庫増　食料高騰一服か＝小菅努
エコノミスト　第１０２巻　第１号　通巻４８１８号　2024.1.2

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０２巻　第１号　通巻４８１８号（2024.1.2）
ページ数	1ページ　（全1738字）
形式	PDFファイル形式　（486kb）
雑誌掲載位置	１００頁目

　2024年のWTI原油先物相場は、23年と同様に1バレル＝70〜90ドル水準をコアレンジとした取引を想定している。23年9月の高値95.03ドルを大きく上抜くリスクは限定される一方、70ドル割れから大きく値を崩す可能性は低い。　◇「脱炭素」不安定要因　24年の世界石油需要は過去最高を更新する見通しだが、国際エネルギー機関（IEA）が前年比で日量93万バレル増（23年は240万バレル増）、石油輸出…