
〔独眼経眼〕金利正常化を促すインフレになった=藻谷俊介
エコノミスト 第101巻 第42号 通巻4817号 2023.12.19
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第42号 通巻4817号(2023.12.19) |
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ページ数 | 1ページ (全1062字) |
形式 | PDFファイル形式 (969kb) |
雑誌掲載位置 | 88頁目 |
4月の当コラムで、日本のインフレはアメリカのインフレと逆で、圧倒的にモノのインフレであって、サービスのインフレではないことを示した。当時のアメリカでは主に家賃が高騰することにより、サービス価格が上昇し、「粘着質のインフレ」という言葉が流行していた。 日本でも、いい意味で軽度のインフレが定着すれば、日銀の異例の金融緩和も終了し、金利構造も正常化されるという期待があった。筆者もベアやインバウンド需要…
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