
〔書評〕歴史書の棚 狭く痩せた土地で民主政はどう育まれたか=本村凌二
エコノミスト 第101巻 第40号 通巻4815号 2023.11.28
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第40号 通巻4815号(2023.11.28) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全932字) |
形式 | PDFファイル形式 (308kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
ギリシャ語を話しオリンポスの神々を信仰する人々の土地は痩せて狭いから、小麦の生産高は低い。そのなかで、いかにして民主政が生まれ育まれていったのか。それが塩野七生『ギリシア人の物語 1 民主政のはじまり』(新潮文庫、1210円)の底を奏でる旋律をなす。 勢威あるスパルタ人はなによりも戦士であり、征服者として君臨した。幼少期からの集団生活のせいでスパルタ人は平等と服従の念をたたきこまれる。それだけ独…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全932字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。