〔中国視窓〕チャイナウオッチ　スポーツ市場で国産台頭　欧米ブランドの牙城崩す＝奥山要一郎
エコノミスト　第１０１巻　第４０号　通巻４８１５号　2023.11.28

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０１巻　第４０号　通巻４８１５号（2023.11.28）
ページ数	1ページ　（全1339字）
形式	PDFファイル形式　（414kb）
雑誌掲載位置	６５頁目

　ナイキとアディダスの「２強時代」が続く中国のスポーツ市場で、安踏体育用品（アンタスポーツ）や李寧（リーニン）といった地場系ブランドの台頭が目立っている。自国ブランド推しの「国潮」ブームの追い風も受け、市場の構図が大きく変わりそうだ。「２０２５年に中国市場トップ、30年に世界市場トップを目指す」。アンタは10月17日に北京で開いた投資家向けイベントで、壮大な目標を掲げた。華経産業研究院のまとめによ…