
〔ドル・円〕「為替は予想できない」の誤解を解く 2023年の円高はすでに終わった=吉田恒
エコノミスト 第101巻 第11号 通巻4786号 2023.3.14
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第11号 通巻4786号(2023.3.14) |
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ページ数 | 3ページ (全3455字) |
形式 | PDFファイル形式 (850kb) |
雑誌掲載位置 | 70〜72頁目 |
昨年10月の1ドル=151円の円安が一転して、今年は円高に振れた。円高はまだ進むという予想に筆者は循環論で反論する。 為替相場では、2022年10月にかけて、1990年以来、実に約32年ぶりとなる1ドル=150円を超えるドル高・円安が起きた。それでもまだまだ「通過点」に過ぎないといった見方も少なくないが、その後は一転して急激なドル安・円高へ向かうところとなった。 このように「止まらない円安」から…
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