〔ザ・マーケット〕ドル・円 安すぎる円の水準=佐々木融
エコノミスト 第100巻 第31号 通巻4758号 2022.8.16
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第31号 通巻4758号(2022.8.16) |
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ページ数 | 1ページ (全450字) |
形式 | PDFファイル形式 (382kb) |
雑誌掲載位置 | 68頁目 |
ドル・円相場は1998年以来24年ぶりに1ドル=139円台まで上昇(ドル高・円安)した。しかし、米国の物価は過去24年間で日本より80%も高くなっているので、日米の相対的な物価水準が24年前と同じになるには、1ドル=80円になる必要がある。 購買力平価でみても、ドル・円の均衡水準は85円程度と計算される。同じ分析方法による98年当時の均衡水準は138円だった。つまり、24年前の139円台は均衡水…
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