〔特集〕資源ショック 小麦危機が来る ウクライナで滞る生産と輸出 世界的な供給減で最高値圏続く=柴田明夫
エコノミスト 第100巻 第27号 通巻4754号 2022.7.12
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第27号 通巻4754号(2022.7.12) |
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ページ数 | 2ページ (全2446字) |
形式 | PDFファイル形式 (640kb) |
雑誌掲載位置 | 36〜37頁目 |
世界の食料庫がまひし穀物市場は大混乱。16億人が飢餓の瀬戸際にある。 シカゴ穀物市場では、6月に入り小麦先物価格(期近物)が1ブッシェル(約27・2キロ)=10ドル台前半で推移している。3月の過去最高値からは値を下げたものの、大豆、トウモロコシとともに、2008〜12年の過去最高水準を見据えた動きとなっている。 市場では、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2月24日以降、ウクライナ産小麦の輸出…
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