〔書評〕歴史書の棚 日中台で生きた音楽家 戦争に翻弄されたその生涯=加藤徹
エコノミスト 第100巻 第20号 通巻4747号 2022.5.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第20号 通巻4747号(2022.5.24) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全949字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (287kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
20世紀は戦争と革命の世紀だった。国境線は何度も変わり、芸術家も政治に翻弄(ほんろう)された。音楽家のグスタフ・マーラーも、ユダヤ人ゆえに苦労し、晩年「私は三重の意味で無国籍者だった」と述懐した。 劉美蓮著/西村正男監訳/廣瀬光沙訳『音楽と戦争のロンド 台湾・日本・中国のはざまで奮闘した音楽家・江文也の生涯』(集広舎、3850円)は、いわば「東洋のマーラー」とでも呼ぶべき江文也(1910〜83年…
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